外壁塗装における点検の重要性!点検内容や業者を選ぶポイントも解説

投稿日:2024.10.17 / 更新日:2024.10.17 外壁塗装
   
外壁塗装における点検の重要性!点検内容や業者を選ぶポイントも解説

建物の外壁は美観だけでなく、機能性や耐久性にも大きく関わる部分です。

外壁は雨風や紫外線の影響を受けやすいこともあり、経年劣化していくため、定期的に外壁塗装を行う必要があります。

しかし、外壁塗装の知識がなければ、外壁が劣化しているかどうか正しく判断できません。知らない間に外壁が劣化し、気づけば大規模修繕工事が必要になっているケースもあります。

そのため、適切な時期に外壁塗装ができるように、外壁点検を行って外壁塗装を行うタイミングを判断することが大切です。

この記事では、外壁塗装における点検の重要性や点検内容、業者を選ぶポイントを紹介します。

外壁塗装の点検の重要性 

家の工事

建物をより長持ちさせるためには外壁点検を行い、外壁の状態を把握する必要があります。ここでは、外壁塗装における点検の重要性を解説します。

劣化が軽度のうちに発見できる

外壁点検を行うことで、外壁の劣化状況が軽度のうちに発見できるため、手遅れになる前に外壁塗装の準備を進められます。

外壁に生じたひび割れや塗料の剥がれを放置すると、雨が降ったときに雨水が入ってしまい、外壁材が腐食します。

そのままの状態にしていると、建物の劣化が進行してしまい、建物の寿命を縮めることにもなりかねません。

外壁の劣化が目に見えて分かるようになったタイミングでは、すでに手遅れになっているケースもあります。

外壁点検を行うことで、小さなひび割れや塗料の剥がれも発見できるため、建物の寿命を縮める前に対策ができます。

建物の美観につなげる

定期点検で外壁に問題があった場合、早期に外壁塗装を行うことで建物の美観を保つことができます。

建物は経年劣化していくものであり、外壁の塗装にも色あせや剥がれが生じ、新築当時の美しさやツヤは次第に失われていくのが普通です。

しかし、経年劣化の進行速度は遅いため、住んでいる人は建物の劣化に気づきにくい場合もあります。

定期点検でプロに外壁を見てもらうことで、建物の劣化具合を正しく判断でき、外壁塗装を行うことで美観を保つことが可能です。

マンションやアパートであれば、建物の美観は入居率にも大きな影響を与える要素になります。

施工不良が起きていたときに早めに発見できる

外壁塗装の施工不良が起きていたときに、定期点検を行うことで早期に発見できるメリットがあります。

外壁塗装の施工不良は、工事直後よりも工事から半年~数年かけて発覚するケースがほとんどです。

そのため、次の外壁塗装の時期まで点検を行わずに外壁を放置していると、施工不良の部分が大きく傷んでしまう可能性があります。

ただし、優良な外壁業者であれば工事が終わったあとも3年後や5年後に定期点検を行ってくれます。

施工不良が起きていたとしても、定期点検がある業者であればすぐに補修をしてもらえるでしょう。

外壁塗装の点検内容 

外壁の点検

外壁塗装の点検では、事前にヒアリングを行い、そのあとに外壁の状態を点検していきます。ここでは、外壁塗装の点検内容を解説します。

ヒアリング

外壁点検を依頼したら、まずは担当者からのヒアリングがあります。

ヒアリングでは雨漏りや築年数、メンテナンスの有無、過去の外壁塗装から何年経過しているかなどを聞かれます。

外壁のことで気になることや、重点的に調べてほしい場所がある場合は、ヒアリング時にしっかり答えておくと点検もスムーズです。

外壁の状態をチェックする

外壁点検では、外壁のさまざまな場所を目視や手で触って問題がないかどうかを確認します。

外壁は吸水を行うようになってから劣化が始まるため、外壁が水を吸うかどうかをチェックするために、霧吹きで水をかける場合もあります。

触ったときに指に粉がついている場合はチョーキング現象が疑われるため、早めに外壁塗装を行わなければなりません。

また、ひび割れが発生しているかどうかも外壁点検で見られるポイントになります。

外壁材やパーツ素材を確認

外壁点検では、外壁材やパーツ素材なども問題がないかどうか細かくチェックします。

外壁材とは、建物の外回り部分を構成する建材・素材のことで、仕上げ材となるため外観のデザインにも大きく影響する要素です。

点検の際には、モエン本体やモエンの塗膜、シーリング、付属部材の状態などを確認します。

外壁材やパーツ素材に問題があった場合は、建物の機能性にも影響を与える可能性があるため早めの対策が必要です。

外壁点検でわかること 

外壁の劣化

外壁点検を行うことで、外壁の状態を詳しく知ることができます。ここでは、外壁点検でわかることを解説します。

チョーキング

外壁点検では、外壁を指で触った際に白い粉がつく現象のチョーキングの有無がわかります。

チョーキング現象とは、白亜化現象とも呼ばれ、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解されて顔料が粉状になったものです。

一般的には経年劣化により発生しますが、施工不良が原因で発生するケースもあります。

チョーキング現象は塗膜劣化が起きている状態であるため、雨水が侵入してコケやカビが生えたり、ひび割れが起きたりする可能性もあります。

チョーキングは外壁塗装をするタイミングの一つであるため、築年数が新しくても、症状が出ている場合は早めに外壁塗装を行いましょう。

カビやコケの状態

外壁点検では、外壁に付着しているカビやコケの状態も把握できます。

カビやコケは空気中に漂っており、水分を含んでいる外壁に付着すると、繁殖するというメカニズムです。

特に日当たりが悪い面や湿気が多い立地の場合、カビやコケが繁殖しやすく、築年数が新しくてもカビやコケが目立つ場合もあります。

特にカビは建物だけでなく人体にも影響を与えるものであり、特にカビアレルギーの方がいる場合は早めの対応が必要です。

また、コケに関しても放置していると根を張ってしまい、外壁塗装では対応できなくなり、外壁の張り替えが必要となります。

ひび割れ

紫外線や雨風にさらされる外壁は、劣化によってひび割れが発生することがあり、外壁点検で発覚する場合もあります。

ひび割れは外壁が水を吸い込む状態になり、外壁材が膨張・収縮を繰り返すことで起こる症状です。

ひび割れが発生すると外壁との隙間から雨が入り、外壁材を劣化させる場合があるため、早めにメンテナンスを行いましょう。

特に窓サッシ周辺や外壁を固定している釘の周りは、ひび割れが入りやすい場所となります。

小さなひび割れは、近くでみないと分からない場合も多いため、早期発見のためには外壁点検が必要です。

外壁の浮きや反り

外壁の浮きや反りは、外壁の劣化状態の中でも末期に近い症状であり、外壁点検で発覚したら早期に対応しなければなりません。

浮きや反りは元に戻すことができず、隙間からダイレクトに水が侵入したり、側面や裏側からも吸水したりします。

外壁の浮きや反りの原因は、外壁が水を吸うことによる膨張です。

軽度のうちは補修で対応できる場合もありますが、何もしないとどんどん進行し、大規模な修繕工事が必要になるケースもあります。

屋根全体の劣化

外壁を点検してもらう際、業者によっては屋根の点検をしてもらえる場合もあり、屋根全体の劣化具合を把握できます。

屋根が悪化すると雨漏りやカビの発生をはじめ、破損やひび割れにより剝がれたり、建物の資産価値が低下したりなどさまざまな問題が生じます。

また、屋根の劣化に気づかないまま放置していると、台風や地震が発生した際に屋根がめくれる場合もあります。

屋根は特に自分で確認できないため、劣化に気づきにくい部分です。外壁点検を検討している場合は、あわせて屋根の点検もできないか確認しておくとよいでしょう。

サビ

外壁点検では、外壁に発生しているサビが発覚する場合もあります。外壁に発生するサビの原因は主に2つです。

  • 外壁近くにある金属製のモノに発生したサビが外壁に付着する
  • 金属製の外壁の劣化が進行することで発生

外壁のサビを放置しているとどんどん広がり、進行すると洗い流すだけでは落ちなくなるため、研磨や塗装による補修が必要です。

ちなみに、サビの発生が部分的で見た目も気にならないのであれば、しばらく放置しても問題ありません。

しかし、外壁全体にサビが広がったり、サビが進行して外壁に穴があいたりしている場合は、プロに相談して対処する必要があります。

外壁点検業者を選ぶポイント 

外壁調査の業者

外壁点検では、細かい部分までチェックして見落としがないように、業者選びにも気をつける必要があります。

ここでは、外壁点検業者を選ぶポイントを紹介します。

メンテナンスに強みがある

外壁点検では、劣化のサインや見落としを防ぐためにも、メンテナンスに強い業者を選びましょう。

住宅を建てたハウスメーカーや工務店に点検してもらうケースも多いですが、担当者の知識や経験が少ないと、細かなところまで確認してもらえない可能性があります。

点検後に工事が必要になった場合も、メーカーはマージンが発生する下請けに依頼するため、費用が高くなりやすい点にも注意が必要です。

そのため、点検業者を選ぶ際にはメンテナンスを専門的に行っており、自社で施工している業者に依頼することをおすすめします。

地元での実績がある

安心して外壁の点検を依頼するためには、地元での実績がある外壁点検業者を選ぶのもポイントです。

地元で長年にわたって事業を続けてきたということは、業者として評価されている証明ともいえます。ネットやSNSの口コミでも評判はチェックできるため、事前に確認しておくと安心です。

また、外壁点検や外壁塗装でつながりを持っておくと、外壁が損傷してすぐに対応してもらいたい場合にも駆けつけてもらえるでしょう。

ただし、地元の業者であっても実績や経験が少ない業者には注意が必要です。業者のホームページやSNSをチェックし、どれくらい実績があるかも調べておきましょう。

点検にしっかり時間をかけてくれる

信頼できる外壁の点検業者は、しっかり時間をかけて隅々まで点検してくれます。

外壁の点検時間は建物の状態によって変わるものの、外壁の状態を確認するためには最低でも60分以上はかかるのが一般的です。

ただし、点検にどれくらいの時間をかけるかどうかは、実際に点検が始まってみないとわからない部分もあります。

そのため、外壁の点検を依頼する前に、「どのような部分をチェックするのか」「どれくらい時間がかかるか」などを、業者のホームページやSNSで確認しておきましょう。

画像や写真を提供してくれる

外壁の点検業者選びにおいて、点検時にカメラで撮影し、画像や写真を提供してくれる業者は信頼性が高いです。

写真を撮ってもらうことで、外壁の状態がより詳しくわかるだけでなく、外壁塗装をしたあとに適切に補修されているかどうかも把握できます。

外壁の点検業者によっては、契約しないと画像や写真をくれないところや、そもそも写真を撮っていないところもあります。

点検時の画像や写真を提供してもらいたい場合は、事前に業者に確認しておきましょう。

まとめ 

この記事では、外壁塗装における点検の重要性や点検内容、業者を選ぶポイントを解説しました。

外壁は塗装によって保護されていますが、塗料には耐用年数があり、経年劣化に伴って耐久性が低下します。

耐久性が低下したまま放置していると、住宅内部に雨や水分がしみ込み住宅の寿命を縮めることになります。

住宅を長持ちさせるためには、チョーキングやひび割れ、カビ・コケなどの劣化を早期に取り除き、劣化を進行させないことが大切です。

そのためにも、外壁点検を行って、問題がある場合は早めに外壁塗装を行いましょう。

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